NOON “マグネット付き壁面収納家具”
パンの家
引き出しを開けてケースからパンを取り出さずにそのままカットできる桐製のパンの保存ケース。
「パンの家」は桐タンスの引き出しをモチーフに、引き出し式にすることでパンの保存に適した構造となっています。
引き出しの底板はパンを載せて保存する機能と、パンをカットするカッティングボードの機能の2つの機能を兼ね備えています。
パンを食べるときはケースから引き出して中のパンをカットし、残りはそのままケースに戻すことができます。
ケースに入れておくだけでパンをカットできるので、朝の忙しい時間などでも手間なくすぐに使え、洗い物も減らせる時短アイテムになります。
桐の防腐・抗菌効果により、ケースの中のパンをできるだけ長く保存しながら美味しく食べられます。
また、ケースの中のパンをそのままカットできるので、パンに触れる回数を減らしカビの繁殖を抑えることができます。
ケース上面の角を丸くふっくらとした形状にし、焼き立ての食パンのような美味しさと香りを感じられるようなデザインにしています。
パンの家 – house of bread –
New Year Card 2019 - 2・4 ジゲン グラフィック -
2019年の年賀カード。
穴の空いた封筒を開けて中のカードを引き出すと、新年のメッセージ「HAPPY 2019」「NEW 2019」「YEAR 2019」の3つの言葉が表れる仕掛けになっています。
平面(2次元)のグラフィックデザインに、時間の流れ(4次元)を組み合わせた「2・4 ジゲン グラフィック」と呼べる表現です。封筒の穴は事務所名の「まる さん かく」を表した「丸・三角形・四角形」の3種類の形になっていて、封筒に並んだ穴で名前を表現しています。
新年のメッセージカードには封筒から外に出すごとに文字の色が少しずつ変わっていくようにグラデーションで表現し、「動かすことで文字が変わる時間の変化」を「言葉の色が変化していく様子」で表現しています。
メッセージカードのままでは言葉を読み取れませんが、封筒の穴を通してカードを動かすことでグラフィックが表れる、知覚する人の動きが作品の一部となり、驚きや不思議さを感じられる作品です。
When you pull out the card inside the envelope, three messages appear. New Year’s messages is “HAPPY 2019”, “NEW 2019”, “YEAR 2019.”
This envelope has small holes in circles, triangles, and squares.
This expression can be called “2.4-dimensional graphics”, combining two-dimensional (2D) graphic design with the flow of time (4D).
New Year Card 2019 – 2・4 ジゲン グラフィック –
Deco Boco: Table
意匠をあまり意識されてこなかった「底面」に焦点をあてた家具作品シリーズです。
底面の「デコボコ」のカタチがうみだす音階のようなリズミカルな形状、ひとつひとつが違った部材が集まり家具自体の意匠に発展する、新しい気づきを感じられる作品シリーズです。
樹種・高さ・幅・長さの違う端材をそれぞれつなぎ合わせた天板のテーブルです。ナラ・イチョウ・ラワンなどの樹種の違う様々な端材を寄せ集めて天板ができています。
寄せ集められた端材の長さが違いが、天板の底面のデコボコした形状をより強調するような視覚効果を生み出しています。
大きな天板には、樹種や色、材料の長さの違いによってカラフルなデコボコが描かれ、明るく華やかな印象をもたらすデザインとなっています。
Category : プロトタイプ
Size : W1400mm×H70mm×D800mm
Material : ナラ材・イチョウ材・ラワン材ほか、 スチール
Exhibition : IFFT Interior Lifestyle Living